六十谷の家(住宅設計)
六十谷の家
■所在地 |
和歌山市六十谷 |
■主要用途 |
住宅 |
■構造 |
鉄筋コンクリート造 |
■規模 |
地上2階建 |
■敷地面積 |
629u |
■延べ面積 |
304u |
■竣工年 |
1990年 |
■コンセプト |
和歌山市北部、粉河加太線よりさらに北に位置し、周辺には有功配水池があり緑も多く残された閑静な住宅地。
標高が10mを超える高台で和歌山市内を一望できる場所です。
1・2階両方にLDKを設け、そのLDKを核とし廻りに室を配置、平面的にも立面的にも直線だけで構成するのではなく、一部曲線を組込みことで変化をもたせ核を中心に広がりのある空間を実現しました。
またその核は直接的に都市と繋がるのではなく、曲線を組み合わせた壁面や中庭の緑を介して繋がり、より緩やかに違和感なく都市に溶け込んでいます。
1階は来客用の為のLDK2階は団欒の為のLDKと明確に機能を分離しているが、吹抜で上下を繋ぐことでそれぞれの気配で家族を確認できるよう配慮しています。
その場所は生活の核として家族を包み込み、ライフスタイルに応じて様々な用途に変化していきます。
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